2017年10月16日

クラシックを気軽に聞いてみよう

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クラシック音楽と聞いた時に何を頭に浮かべるか、ある人はベートーヴェンといった授業で習うような音楽の大家を、ある人は立派な音楽会場で流れる荘厳な、どっしりとしたものか、様々でしょう。学校で音楽の授業で音楽史やクラシック音楽を学ぶことはありますがどれも重く、難しく、授業でやった、では家でも聞いてみようとなる人はごくわずかでしょう。クラスメイトにピアノをやっている人がいて、伴奏することができたらその人はどこか違う世界に見えるかもしれません。テレビで流れるコンサートはみな立派な服を着て、立派な楽器、重厚な、日常生活ではおよそ聞いたことのない名前でカタカナが並んでいたりもします。ここまで言うととてもとても気軽になどとはいえません。

しかしまず問題として頂点の、それも多くのお金を取ってやることがテレビで流れるコンサートであることを忘れがちで、クラシックという言葉が独り歩きしています。音楽と一口にいってもそれは千差万別、細かな差異を含めると星の数ほどあるのではないかと言われるそれの多くの分野を含むものですから、気楽に聴けるものもそれはもうあります。これは聞いたことがある、このくらいなら知っているよ、というものも多いです。コンサートで流れる音楽はその曲だけでなくそのホールであったり、指揮者により細かな違い、演者たちの違いといった細かい楽しみも含めたものであり、曲を聴くだけならばレンタルでも十分です。ある人は音質が、などと言うかもしれませんが音楽の本質はそこではありません。

自分なりに楽しむ、好きな物を探す。それこそが大切です。